開催日 2010/8/12
場所 宇治茶道場 匠の館
スピーカー 茶香服体験会
お世話役 西田 尚武さん、陌間 有美さん
参加者数 24名
今回はお出掛けおふチョという特別バージョンで、宇治の茶道場「匠の館」
で、茶香服を体験しました。
茶香服とは、簡単に言うと“利き茶”のことで、5種類のお茶を飲んで、
それぞれの銘柄をあてるというお昔から伝わる遊びです。
しかし、なかなか当たらないものですね。
茶香服を楽しんだあとは、料理旅館「鮎宗」さんで会席料理に舌鼓・・・(^o^)
オプションとして、鵜飼いを楽しんだ人もありました。
茶香服に興味のある人は以下を読んで下さい。
1. 起源
茶香服は南北朝のころに「闘茶」と呼び、京都を舞台に文化人の遊びとして流行しました。
当時、栄西禅師から明恵上人に受け継がれた京都栂尾一帯の茶を「本茶」としていたため、「本茶」か他産地の「非茶」かを飲み分けることが始まりです。
やがて、「かぶく(遊ぶ)」という風俗が歌舞伎芝居の名を生み、「茶歌舞伎」さらに「茶香服」になり娯楽遊戯として素人の間に流行しました。
現在では、服装ややかましい礼儀作法にはまったく関係なく、誰でもが参加できる風流な品質飲み当てゲームになっています。
2.競技方法
ふつう玉露2種、煎茶3種を用い、それぞれの茶に花・鳥・風・月・客の名前をつけて熱湯をさし、90秒たったもので飲み分けます。一回飲むごとに、自分の思った茶銘の種別札を札箱に入れます。そして一通り(5回)すめば札箱をあけて採点します。これを5回繰り返してその合計点で順位をきめます。
3.採点方法
あらかじめ煎じ札を茶鑵の中に入れておきます。急須の中には茶葉と煎じ札を移して熱湯を注ぐことになります。一通りすんだあと、煎じ札を出して競技者に出した茶の順番を教えて採点します。全部正解の場合は皆点5点とし、あと3、2、1、0となりますが、全部誤りの場合は零点といわずに「チョット」とユーモラスな表現をします。
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